今回ツーソンの買付けの中で
見たことのない可愛い石がありました。

クロスカーネリアン
カーネリアンのクロス模様は、
石の成長途中に入り込んだ鉄分(主に酸化鉄)などの鉱物が、
微細な割れや成長面に沿って沈着したことで形成されます。
カーネリアン自体は、古代エジプトやローマ時代から
護符・装身具として使われてきた歴史のある石です。
そこにクロス模様が加わることで、
・守護・魔除け
・進むべき道を示す「道標」
・困難を乗り越えるための精神的な強さ
・再生・スタートの石
宗教的というより、
「人生の節目」や
「決断のタイミング」
に寄り添う石という捉え方が
しっくりきます。
カーネリアン(玉髄)は、
非常に細かな石英の結晶が
層状に集まってできた石です。
その成長の過程で、
・圧力の変化
・微細な亀裂
・結晶の成長方向のズレ
といった現象が起こると、
そこに鉄分を含む成分が
集まりやすくなります。
クロス状に見える模様は、
異なる方向から成長した線が
交差した結果であり、
意図的に
作り出せるものではありません。
そのため、
はっきりとしたクロスを持つ
カーネリアンは、
鉱物的にも
偶然性の高い個体
と言えます。
ツーソンで見た中でも、
このクロスカーネリアンは
クロスの線が自然で、
描いたように不自然でない
白~半透明のベースに、
鉄分由来の赤褐色が美しく映える
小粒でも模様の存在感がある
という点で、目に留まりました。
偶然の重なりで生まれた模様
出来上がっていく工程や
鉄分のことを調べるうちに、
深すぎて疲れてきた 笑
なので、まずは
手に取ったときの直感を。
なぜか気になる―――
その感覚こそが、
この石との出会いなのかもしれません。
