今回の石は「アンデシンラブラドライト」。
透明な中に、ブルーやオレンジがふわっと浮かぶ、ちょっと魔法めいた石です。

光にかざすと、色がゆっくり変わっていくんです
青のときは静かで、オレンジが出るとあたたかい。
同じ石なのに「表情がある」みたいで、見てても飽きないです。
その横に、ちょこんと座る猫。
何かを眺めてるような、考えてるような、ぼーっとしてるような(猫あるある)。
さて。
アンデシンラブラドライトとムーンストーン
何が違うの?
と思いませんか!?思っていたのは私だけ?
名前が似ているけれど、実はちょっとずつ違うこの3つ。
どれも光を受けてふわっと色が浮かぶ、美しい石たちです。
それぞれの特徴を調べましたので簡単にご紹介します。
💎ムーンストーン(正真正銘の“月長石”)
ムーンストーンはその名の通り「月の光」を宿したような石。
鉱物名は**フェルドスパー(長石)**の一種で、「正長石(オーソクレース)」や「アルバイト(曹長石)」が層状に重なってできています。
光が層の間で反射して、“ブルーや白のシラー(光の筋)”が浮かび上がるのが特徴。
やさしく乳白色に光るタイプが多く、クラシックな宝石として古くから人気があります。
🌈レインボームーンストーン(実はムーンストーンじゃない!?)
「ムーンストーン」と名前はついていますが、鉱物的にはラブラドライト(曹灰長石)の仲間。
つまり、本来のムーンストーンとは別種の鉱物なんです。
ただし、透明感のある地色に、虹色のような光(レインボーシラー)が走る姿がとても幻想的で、
見た目の美しさから「レインボームーンストーン」という名前が定着しています。
要するに──
💡 “ムーンストーン”というより、“虹色ラブラドライト”と呼ぶのが本当は近いんです。
🔮アンデシンラブラドライト(中間タイプの不思議な石)
アンデシンラブラドライトは、**アンデシン(中性長石)とラブラドライト(曹灰長石)**の中間にあたる鉱物。
ラブラドライトよりも透明感が高く、ブルー・グリーン・オレンジなどの光を角度で楽しめます。
まるで“オーロラを閉じ込めたよう”と表現されることも。
見た目はレインボームーンストーンにも似ていますが、
アンデシンラブラドライトはより“幻想的で深い色変化”が特徴です。
AIに手伝ってもらって←ありがたや!
分かりやすく図にしてみました(´ー`)
| 名称 | 鉱物グループ | 主な光の特徴 | 色味の傾向 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ムーンストーン | 正長石系(オーソクレース) | 白や青のシラー | 乳白色、淡いブルー | 正統派の月長石 |
| レインボームーンストーン | ラブラドライト系 | 虹色の光 | 無色~半透明 | 実は“ムーンストーン”ではない |
| アンデシンラブラドライト | アンデシン+ラブラドライト中間 | 青・オレンジなど多彩 | 透明感のあるグレーやベージュ系 | オーロラのような輝き |
どれも“光を楽しむ石”という点では共通していますが、
光の出方・色のニュアンスがそれぞれ違って、
見比べるととても楽しいです✨

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