トムソナイト(トムソン沸石)って実はすごい石らしい
先日、「ピンクのラリマーと聞いたんですが…」と言われたこの石。

先日、タイで仕入れてきたトムソナイト(Thomsonite)という石。
※ラリマーとは違います
調べてみると、ただ可愛いだけじゃない「沸石(ゼオライト)」の仲間で、しかも超マニアックで奥深い鉱物でした!
名前は、19世紀の化学者「トーマス・トムソン」さんに由来するそうです。
トムソナイトといえば、お花みたいな“まんまる模様”が可愛いです。
実はこれ、**針状の結晶が中心から放射状に伸びてできた「球晶構造」**と呼ばれるもの。
見た目はふわっとかわいらしいのに、
実は超繊細で緻密な結晶の集合体というギャップがたまりません♡
ちなみにこちらはインドネシア産。
やわらかいミルキーカラーに、ほのかなオレンジの点紋が入った個性的な子。
インドネシア産は、産地情報がほとんど出回らないレア産地で、結晶の雰囲気もインド産とも少し違って面白い。
この淡い表情、じわじわ好きになるタイプです。
あまりメジャーな鉱物ではないけれど、
「知れば知るほど愛着が湧くタイプの石」。
そして日に日に気になってくる石!
そんなのが、トムソナイトなんだなあと感じました。
ちょっと変わった石が好きな人には、ぜひおすすめしたい一品です◎
